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協創型リーダシップ養成プログラム(提案公募型)
2006

協創型リーダーシップ養成ファンド(提案公募型) 採択結果

  • 金融市場の異常状態警告システムの整備
    −為替市場参加者の行動と価格変化の関係を基に−

    • 実施責任者

      新谷 幸平 (数理工学専攻 物理統計学分野)

    • 概要

      情報技術の発展に伴い、世界中の情報が瞬時に伝達されることにより金融市場は国際化が進んでいる。その結果として時により大量の情報が錯綜し、金融システムが世界的に不安定化することがある。もし市場の状態について市場参加者が共通の理解を得ることが出来るならば、情報の錯綜による金融システムの不安定化をある程度解消できるのではないか。

      このような考えから、本提案では市場参加者の行動を基に金融市場の状態を観測し、市場参加者と情報を共有するためのシステムのあり方について検証する。市場参加者への情報提供とフィードバックによる相互学習を通じて、責任者は市場参加者にとって望ましいシステムのあり方を学ぶことが可能となり、市場参加者は自らが参加している金融市場について新たな知見を得ることが出来る。本システムの運営を円滑に進める為に、市場の状態観測手法の確立、本システムが持つ意義の説明と市場参加者との共同研究の枠組み作り、定量的な情報を市場参加者が直感的に理解できる形に加工し、共有することに力を入れたい。

    • 報告書

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  • NPOとの協創による医療通訳支援システムの構築と評価

    • 実施責任者

      岩部 正明 (社会情報学専攻 石田研究室)

    • 概要

      日本語で流暢なコミュニケーションのできない外国人の受診を支援するために,医療通訳を行うNPOが存在する.しかし,高度な専門知識が要求される医療分野で正確な通訳を行える人材は限られるため,医療通訳ボランティア自身を支援する必要性が叫ばれている.

      このニーズに対応して,世界中に存在する医療用例対訳集などの言語資源をWebサービス化して組み合わせることで,医療通訳ボランティアが必要とする言語資源を実現するシステムを構築する.このシステムは医療通訳ボランティアが容易に利用できなければならないため,フィールドとの協創により医療通訳現場のニーズを的確に把握する必要がある.その際には,関係フィールド間の双方向的なコミュニケーションやNPOとの相互学習を通じて,以下の3点を行うことが有効である.

      1. フィールドと専門家との協創を促進するためのコミュニケーションマネジメント
      2. フィールドとの協創による医療通訳支援システムの構築
      3. 専門家との協創によるWebサービス連携技術の開発

      本計画ではこれらに大学院生が関与することで,協創型情報システムデザインを実現できる人材に必要な能力の養成を図る.

    • 報告書

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  • 『総合的な学習の時間』における問題解決学習支援システムの構築と評価

    • 実施責任者

      西原 啓史 (社会情報学専攻 生物圏情報学講座)

    • 概要

      2003年度より、京都市立稲荷小学校において、「総合的な学習の時間」における環境学習支援システムの実践研究に取り組んでいる。本プログラムでは、問題解決学習支援システムとして、問題解決学習のプロセスに基づいた学習テンプレートを提供する機能と、児童が自ら課題を発見し学習を展開させられるよう、各児童の学習テーマや学習進度、興味に応じて、過去の学習成果のコンテンツ群から関連コンテンツを抽出、提示を行う機能、以上の2つの機能からなるシステムの構築を目指す。

      児童の学習テーマや学習進度、興味に応じて関連コンテンツの抽出を行うアルゴリズムは、児童の反応や教師の意見、要望を参考にしながら開発を進めていく。教師から開発者へのフィードバックのみならず、開発者や開発システムが教師に対して異なる視点から児童の学習支援に資する提案や情報提供を行い、両者が学習カリキュラムを通じた相互学習を図ることで、学習支援システムの高度化、学習カリキュラム全体の洗練がなされることが期待される。

  • 地域医療連携ポータルサイトのための医療Web 検索システム

    • 実施責任者

      石田 達朗 (社会情報学専攻 医療情報学講座)

    • 概要

      現在,医療情報の電子化による地域医療連携への取り組みが進んでいる.京都地域ではNPO京都地域連携医療推進協議会(通称まいこネット)が2005年10月に正式に立ち上げられ,現在は組織的な基盤の構築とともに,サービス開始の準備段階である.地域連携医療の促進においては,医療機関,患者さん等の参加者をいかに募るかが重要であり,そのためにまいこネットでは魅力あるポータルサイトの立ち上げを実施することにしている.

      本提案では,NPO まいこネット事務局の医療ポータルサイト構築作業に対して主導的に関与し,魅力あるポータルサイトの協創を行う.具体的には,ポータルサイト全体の企画・立案・実装に情報の専門の立場として主導的に関与するとともに,魅力あるコンテンツ作りの一環として,修士論文テーマである医療Web検索システムの実ユーザを想定した構築を行う.また,これらの実施により,フィールドに結びついたシステムデザイン能力の養成を図る.

    • 報告書

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  • 素材データの教育的利用を進めるためのデータベースの構築

    • 実施責任者

      小邨 孝明 (社会情報学専攻 生物圏情報学講座)

    • 概要

      教育現場や社会教育施設において,非常に多くの素材データが蓄積されている.しかし,これらの素材データの利活用まで考慮されていないことが多いため,これらの素材データを利用したいと考えるユーザにとって,素材データの検索や利用は難しい.このため,教育的に有用な素材データがあったとしても,有効活用という面においては課題が多い.

      そこで,本研究では,生物圏情報学講座において,過去3年間共同研究を行っている京都市立稲荷小学校の教員・児童や,今年度,稲荷小学校において連携が予定されている京都大学博物館の教員・職員と協力し,教育利用に必要なメタデータの共通化や素材データの検索・編集機能についてのシステム設計・実装・評価を行う.これにより,素材データの教育利用の促進を図ることが目的である.

      実際のユーザと協力してシステム設計・実装を行うには,ユーザとの議論による相互理解やシステムの利用に対するフィードバックが不可欠である.ユーザとの相互理解を深め,使いやすいシステムを構築・改良を行うことでリーダーシップの育成を図る.

    • 報告書

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  • 受動的音響観察による船舶騒音に対するジュゴンの反応行動
    〜音響ブイ式モニタリングシステムを利用した日-タイジュゴン研究者間の相互学習 〜

    • 実施責任者

      坂本 志磨子 (社会情報学専攻 生物圏情報学講座)

    • 概要

      絶滅危惧種ジュゴンの死亡の一因として、船舶との衝突による事故死が挙げられており、本種の保護と船舶航行との共存の実現は重要な課題である。本企画では、船舶航行がジュゴンに及ぼす影響を評価することを目的としている。今後、調査期間の長期化とそれに伴う現地研究員の解析協力が必要不可欠となる。本企画では以下の3点を遂行することを目的とする。

      1. 遠隔地からのデータ取得システムの開発
      無線技術を応用して、海中音を陸上の基地局へ無線伝送する音響ブイを開発する。また、伝送されてきた海中音を自動的にファイル分割し、ネットワークストレージデバイスへ保存するシステム、すなわち「音響ブイ式モニタリングシステム」を構築する。
      2. タイ国における長期間モニタリングの実施
      上記1.で確立した音響ブイ式モニタリングシステムを用いて、最低10日間のジュゴン及び船舶のモニタリングを実施する。
      3. 現地情報収集と技術移植のためのジュゴン研究ワークショップ開催
      このワークショップでは現地研究員らに現場実験と併せて音響ブイ式モニタリングシステムによる受動的音響観察に関する技術伝播を行う一方、第一線で活躍している研究者間でデータの取得方法や解析方法について議論する。このワークショップには現在、5研究機関から参加の予定である。

    • 報告書

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  • 防災専門家との協創による個別避難誘導インタフェースの効率化

    • 実施責任者

      大石 隆俊 (社会情報学専攻 石田研究室)

    • 概要

      GPS携帯電話を利用した、都市空間における個別避難誘導システムの開発が京都大学で行われている。このシステムはGPS携帯電話によって取得した避難者の位置情報を集約して誘導管制官に提示し、管制官がこれを見て一人一人の避難誘導を行うもので、各避難者の現在位置に応じた個別の誘導が可能となる。京都大学石田研究室では2006年1月にこのシステムのプロトタイプを使用して避難誘導実験を行い、GPS携帯電話を用いた個別誘導が技術的に可能であることを実証した。しかし同時に、誘導方法に関しては改善の余地があり、短時間で多くの避難者を誘導できるようシステムのインタフェースを改善することが必要とされていることが判明した。

      本提案ではこの実験で用いた誘導システムをベースとして、誘導効率の改善のため以下の二つのインタフェース開発を行う。

      1. 歩行者用携帯端末および誘導管制システムのUIの改良
      2. 管制官と歩行者の間のコミュニケーション手段の拡張

      携帯電話という限られた環境を用いて避難誘導を効果的に行うためには、誘導システムの開発者と防災の専門家が意見を交わし、互いの知識を活かしながら効率的な誘導方法を探っていくことが重要となる。本提案ではシステム開発者である大学院生が主導して専門家と連携を取り、協議や実験を繰り返し行う中で協創によるインタフェース開発を行う。

    • 報告書

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  • 対面講義の出席情報を利用した教育支援システムの構築
    ―講義での実践と講師/受講者のフィードバックを通したデザイン―

    • 実施責任者

      川口 洋平 (知能情報学専攻 美濃研究室)

    • 概要

      申請者らは,講義中の受講者の顔を撮影し,顔認識技術に基づいて自動的に出欠遅刻情報を獲得できるシステム(講義出席システム)を現在研究開発している.

      本提案の目的は,特に,講義出席システムから得られる出席情報を利用して,高等教育機関で行われている対面講義を対象に,講師による受講者の学習状況の把握と,受講者による個人の状況に応じた学習を可能とする支援システムを構築することである.具体的な支援手法としては以下の2つを想定している.

      1. 講義中の講師ユーザに対して,受講者ごとの名前,出席回数,講義アーカイブの利用履歴などを何らかの方法で提示し,講義におけるコミュニケーションを円滑にする.
      2. 講義後の受講者ユーザに対する講義映像アーカイブの配信において,受講者ユーザの出欠に応じた推薦を行うことで講義映像アーカイブを利用し易くし,受講者による講義内容への理解を促進する.

      本提案では,実際の講義という教育現場をフィールドとしてシステムを運用し,講師ユーザと受講者ユーザからのフィードバックを元に,その教育効果を検証し,システムの改善を実践する.また,この研究活動を通じて,自らも教育指導の在り方について学びリーダーシップを高める.

    • 報告書

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協創型リーダシップ養成ファンド(提案公募型)

募集は終了しました

大学院生による協創型の研究活動(修士論文)の提案を募集します.ここで対象とする協創型の研究活動とは,「情報システムの利用現場(フィールド)との相互学習を通じた活動」で, 2006年度修士論文としてまとめるものを対象とします.その活動の中で,提案者である大学院生のリーダーシップが如何に発揮されるかが重要です.例えば,NPOでの活動を通じての修士論文の作成などが考えられます.

 
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