フィールド情報学(修士課程研究科共通科目)
荒井修亮 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 准教授
石田 亨 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 教授 奥山隼一 京都大学大学院情報学研究科 グローバルCOE助教 片井 修 京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻 教授 喜多 一 京都大学学術情報メディアセンター 教授 酒井徹朗 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 教授 塩瀬隆之 京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻 助教 辻 高明 京都大学学術情報メディアセンター 特定研究員(グローバルCOE) 中村裕一 京都大学学術情報メディアセンター 教授 服部宏充 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 助教 菱山玲子 早稲田大学理工学術院 准教授 松原繁夫 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 准教授 守屋和幸 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 教授 フィールドは「分析的,工学的アプローチが困難で,統制できず,多様なものが共存並立し,予測できない偶発的な出来事が生起し,常に関与することが求められる場(片井 修)」である. フィールド情報学は,さまざまなフィールドにおける情報技術導入の理論と方法を研究し確立することを目的としている. その構成要素は,記述,予測,設計,伝達からなり,その方法は,リモートセンシング,バイオロギングなど多岐に渡る.本講義の目標は,こうした方法をフィールド情報学の視点で統合し体系化することである. フィールド情報学を構成する様々な方法を説明するために,共通例題として中山間地域の活性化を取り上げる. 中山間地域でのビジネスモデル創出が重要であることは,誰もが認めるところである. 日本の環境保全,ひいては地球の温暖化防止に役立つが,効果的な手段がない. フィールド情報学の方法を用いれば,リモートセンシング,バイオロギング,ヒューマンセンシングやエスノグラフィによって状況を記述し, 住民の参加を得てステークホルダーのモデル化を行い,システムダイナミクスやマルチエージェントシミュレーションにより様々な選択肢の結果を予測し, インクルーシブデザインなどの参加型の設計手法を用いて地域の意思決定に寄与できるだろう. また,この過程をケースとして記述し,フィールドでのアウトリーチ活動に用いることもできる. フィールド情報学公式サイト |